今月の真言 平成27年4月7日8日
夜参り真言 平成27年4月7日8日
狭井神社(4月7日)
何事も何事も神の世と人の世は違ふ。
神の世のことをすべて知ることはならぬ。
神の世と人の世の違ひを明かすことは出来ぬ。そなたたちに与へられたものに依って
精進すべし。そなたたちが信じた三輪の道を進むならば三輪の風が迎へるであらう。
救ひを求めてゐるものに声をかけてやるべし。
解説
神の世と人の世は違う。神の世のことを全て知ろうとすることは無理である。人の世は人が歩んで来なければいけない世である。
本来人はその人が与えられた道をひたすら精進して進むべきである。三輪に来てこの道だと思った道があるならそれを信じて進みなさい。そうすればやがて風が迎えてくれるであろう。
こちら側が望んでいることをすぐに神は教えてくれないが、それは人の世にも神の世にもそれぞれ階梯があるからである。そしてその階梯に従わなくてはならない。
簡単に望んで簡単に叶えられるものではない。人の世もそれ相応に修行して努力していかなくてはならない。その時期が来た時それだけのものが得られる。
その与えられたものは確かなものである。
龍神(4月8日)
禊こそ全てと思し召せ。そなたたちの心の裡にある穢れをことごとくこの雨と共に流すべし。流すべし。
椿磐座(4月8日)
罪、穢れあまたあり。罪、穢れ祓はんとするはこの雨に依る。
祓ひ給へ。祓ひ給へ