夜参り真言 平成25年6月11日
「狭井神社」
罪あまたあるといえど、なべてその源に因と果がある。
水無月の祓への日にそのことを思うがよい。源をこそ払うべし。
その源こそは、そなたたちの心に宿るものである。
源の因を除かなければまた同じことを繰り返すことになるであろう。
因こそ見極め、その因こそ除くべし。さすればそなたたちの気は大いに伸び、そなたたちの苦は滅していくであろう。
水無月の、水無月の祓へにこそ応ずるべし。
祓へであるぞ。祓へであるぞ。
心と躰の穢れをことごとく祓うべし。
水無月の祓への時を逃がすではない。