夜参り真言

「拝殿」　　　　　　　　平成２５年１１月２日

何によらず言霊である。歌もまた言霊、音は音霊，舞も言霊のうちと心得よ。

直き心から発する言葉は言霊となるであろう。言霊こそ人を動かすもの。悪しき言葉を吐くではない。直き心を乗せる、舞を響かす、さすれば必ず神にも届くであろう。

力ではない、言霊である。力を求めるのではなく、己が心を言霊に乗せて響かせることこそ大事。三輪の心と思し召せ。

「奥津磐座」　　　　　　平成２５年１１月３日　　　　

何人も山に入るとは、、、そのもの達の罪　穢れすべて落して来るが良い。

罪　穢れとはその方達の心の中に宿す拘泥り　怒り　嫉み　悲しみの心である。なべて棄てるがよい。そのやうな心を持って何とする。心浄ければ心から発する言霊もまた浄し。

神にも人にも遍く響いて行くことであろう。心の穢れを落し浄め良き言霊こそ発すべし。うたもまたしかりと心得よ。