6月17日、率川神社のゆり祭り斎行

6月17日、率川神社のゆり祭り斎行

【奈良県最古の神社率川神社の百合祭り】ー6月17日
ゆり祭りは正式には三枝祭といい、その起源も古く、文武天皇の大宝元年(701)制定の「大宝令」には既に国家の祭祀として規定されており、大神神社で行われる鎮花祭と共に疫病を鎮めることを祈る由緒あるお祭りであります。春日大社の起源は神護景雲2年(768)ですから、相当に古い祭りといえます。
昔、御祭神姫蹈韛五十鈴姫命が三輪山の麓、狭井川のほとりにお住みになり、その附近には笹ゆりの花が美しく咲き誇っていたと伝えられ、そのご縁故により、後世にご祭神にお慶びいただくために酒罇に笹ゆりの花を飾っておまつりする様になったと言い伝えられています。この祭りに欠くことのできない花が笹ゆりです。栽培不能な花とされていましたが、最近になって栽培法が確立されるようになりましたが、花の咲くまでに5年はかかるのです。根は百合といって漢方薬でもあります。

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