今月の真言 平成26年5月13日

夜参り真言      平成26年5月13日

「神宝社」

心を合はせるべし。心を合はせ、三輪の心を忘れることなく進むがよい。必ず道が見えてくるであらう。
自分を貶めることなくその道に進むがよい。
必ず助けの風が吹くであらう。

解説

前置きになるが日本の国は伊耶那岐 伊耶那美の男女の二神の創始からなっている。人間の身体に初めて降りてきた神なので、本来、神であれば食物を食べないし心もニュートラルだが本能的なものが生じてくる。(この二神は神界の秩序から言うとかなり高い大いなる神の総監督下にあった。)
古事記にあるように二神が最後に生んだのが火の神であった。この火の神を生んだことがもとで伊耶那美は亡くなり黄泉の国に行ってしまう。黄泉の国に迎えに伊耶那岐が行くが、待ち切れなくなって見ることを禁じられていた戸を開けてしまい、見たのがうじがたかって腐りかけ八種の雷がとりまいていた伊耶那美の肉体であった。この異様な状景に伊耶那岐は怯んで逃げ出してしまう。以来伊耶那美は恨みを覚え、伊耶那岐も何度も呼び戻そうと声をかけるが、黄泉から蘇って来ない。このように日本は本来ならこの二神を祭ってバランスよく保つべきなのに、今の日本の中心は天照大御神(伊耶那岐の禊から天照大御神 月読の命 須佐之男が誕生)中心にそえられている。
天照大御神と須佐之男とのうけい(誓約)で和を保とうとお互い「剣」と「勾玉」の証を立てたにもかかわらず、須佐之男が高天原で乱暴を働き追放される。ここでも不和の形がまた起こって須佐之男は黄泉の国に行き、天照大御神は高天原に残って伊耶那岐 伊耶那美の逆バージョンになり未だに収拾がつかないまま現代に到っている。
三輪山の神の役どころはこの伊耶那岐と伊耶那美の二神の融和を計ることにあってその為に美和(美しい和) 三輪(三重の固い絆)という名になっている。我々がみな一緒になって参るのは美和の形をとって日本の神々の形を守る為でもある。伊耶那美を黄泉の国から出すためには伊耶那岐が力を貸してくれる。和を作る方向に動いた時にはその力が働きやすくなる。従って離反は神の意志にそぐわない。美しい和・固い絆を作ることが伊耶那岐の神が望んでいることである。歴代それを受けついでいる人が居てそれを歴代重ねてきている。どこの段階で伊耶那美の神が出てくるか。
伊耶那岐と伊耶那美の間に立っている神が雷の神
である。泣き叫ぶ時、怒る時大地の力だけでは収まらず地の神 風の神 あらゆる神が支えなければ鎮めることはできない。
その調和を計ろうとしているのが、雷の神であって
伊耶那岐の指示によって動いている。伊耶那美を守るために働いている。ゆえに和が非常に大事である。
三輪の心は自分の心に対しても和を持ち他者に対しても和を心掛ければ三輪の風が吹いてサポートしてくれる。自分が能力がないとか、自分を貶めるなどマイナスを言ってはいけない。
真摯に向かって行けば目的は達成するし、怒りの心が出て来たときは三輪山を思い出しそれを心に描くことによって、神の心と人の心が繋がる
三輪の神ほど強い神はない。自分で山を絶ってれない限り山から見捨てられることはない。
年に何回か三輪に来ると段々貯金になってくる。
6月15日(日曜)に御みくじの解釈の仕方の勉強会がある予定。
三輪の御みくじの場合は歌の部分が、氷川では番号の下の5、6文字が大事。碌に読まないで枝に御みくじを縛って帰る人がいるが意味がない。御みくじは、皆うた、言葉が大切なので今何を気を付けるかの示唆を与えてくれる。
何月何日どんな気持で引いたかノートに貼って人生の指針にすると良い。
御みくじはどちらに進むべきか分からない時に神に道を聞くためのものである。同じうた 同じ言葉でもその人の立場で意味が違うのでそれを汲み取らねばならない。うたは元々は神に捧げられたものだから、歌によって返事が返ってくる。
三輪と氷川の御みくじは非常に良く当たる。
その指針に従って行くこと。