今月の真言 平成28年6月7日

今月の真言 平成28年6月7日

夜参り真言 平成28年6月7日

拝殿

この雨を浄めの雨とぞ思し召せ。

雨の祓へに臨み心にも躰にも頭にも穢れを残さぬやうにすることが肝要ぞ。

疲れもの多く居る。

祓へこそ大事であるぞ。

解説

日本には「大祓」が年2回、6月晦日と12月晦日にある。

今、「水無月の祓」が近いこともあって疲れものが多くいる。

6月の晦日、神社では茅萱を束ねて作る

茅の輪くぐりがあるが、日本の夏は湿度が高いので無事に過ごすために、ここで半年分の穢れを清算をし、12月晦日の「大祓」に向ける。

5節句(1月7日人日 、3月3日上巳

5月5日端午、7月7日七夕、9月9日

重陽)で細かい祓えが行われ、さらに半年ごとの「大祓」でリフレッシュし、原点に戻って考えるのである。

余分なものを捨て、悩んでいる時には紙に箇条書きにして、大したことのないものは捨て、すぐに片付かないものは三角印、片付けるものには〇印をつけて優先順位に応じて方針をきめる。

三輪に来ていると何気なく、しておかなくてはならないと思うことが感じられるようになる。その場合にはなるべく早いうちに片付けてしまうことが大事である。

心と躰の「禊祓」をし、弱いところは時々休ませ、睡眠不足はしないように、むくんだり、夜間排尿の多いものは、水分摂取もほどほどにして躰を立て直す。

頭の中も年の後半に向けリフレッシュして気を抜かないようにすることが大事である。

癌の家系を持つ者は塩分を控え、四足を控え、アレルギーのある者は甘いものも控えて、歌など作り、大脳を刺激して頭が老化する余地を与えないことが肝要である。

自分にも他人にも良いことをすると運も変わってくる。